よろめき食い道楽記

日々見つけたオイシいもんのことを語ります

Kitchen Cafe エル [河原町丸太町]

金沢発のネトネトカレーに印度人もビックリ

【2011年12月、初レビュー:2009年4月】
何ということ無い喫茶店といえば没個性な感じで失礼な言い方ですが、「ターバンカレー」というメニューをウリにしているお店です。ターバンといえばインド人、それにカレーという直球ベタベタなネーミングに、恐らく「インド人もビックリ」でしょう。このフレーズの味わいは、カレーの古いCMを知る人のみ味わえますが、あまり感心したら年がばれるというものです。

河原町通の東にある三本木通を丸太町から下がると、ポツポツと食べ物屋さんが並んでいます。この街外れのロケーションですが、有名なお店もチラホラとあるところです。お隣は知る人ぞ知る、という有名なお寿司屋さんです。そちらがひっそりとしているお昼時、こちらがランチのお客さんで賑わいます。カウンター5席にテーブルが4卓、うち二つは大きめで、午後におサボりでPCを開けることできます。といっても、私は豊富に揃っている新聞や雑誌にお相手でをしていただきます。日替りの定食が一種類あり、それをオーダーされる方が多い様ですが、私は専らお昼時の「ターバンカレー」をいただきに伺います。

○ロースカツカレー (650円)
件のターバンカレー(500円)のカツトッピングバージョンです。お店の表示などを参考にすると、金沢のB級グルメ代表と言われるぐらい御当地では有名の様で、京都ではこちらと桂のカレーショップの二店で食べることが出来ます。ただ金沢では「ターバンカレー」と分裂した「チャンピオンカレー」で本家・元祖騒動のようなことが起こり、店舗数および全国・世界展開で「チャンカレ」に圧倒されている様です。そんなことは全く構わないかの様に、こちらはのんびりと「ターバンカレー」なるものを提供されています。
さすがにB級メニュー、まずはお安い。それに見た目。昔の喫茶店定番の、ステンレス製カレー皿で出てきます。懐かしい先割れスプーンも給食チック。一番の特徴はルーの黒さと粘性で、トロリを越えてネトネト感がします。良く煮込まれて具は牛スジのみが何とか固形物として認識できます。甘さというか、ウスターソースの様なうま味と胡椒の辛さがしっかり。面白いのはカツはルーの上乗せで、トンカツソースが別がけになっていること。カレーにウスターソースをかけて食べた子供の頃を思い出す関西風ノスタルジーが味わえます。小さなゆで卵一切れが添えてあります。
別盛でサラダが付いていますが、金沢ではカレー皿に同盛りすることが多々あるらしいです。恐らくキッチンゴンの「ピネライス」風だと思われますが、これは本場を真似なくて正解と思います。極端に言うと、私はカレーというよりお好み焼、そばめしに近い食後感を持ちます。で、それらのメニューが好きな私は、結構好きな味に入ります。

2009年頃までカウンターの中に居た、ママというには可愛いい感じの女性が、今回の訪問ではお見かけしませんでした。店舗内にはご家族かお知り合いかが参加されている地元イベントの写真が多く貼られていて、庶民的な雰囲気をアップさせます。客層は9割はオジさん、気兼ねなく煙草も吸える貴重なランチスポットの様です。実はこれがちょっと足が遠のいていた理由の一つでしょうか。

最後に、こちらの店名は「ターバンカレー」でなくエルです。カレーの名前のインパクトが強すぎて、ほとんど印象に残らないのですけど。

【店舗データ】
Kitchen Cafe エル(きっちんかふぇえる)
075-251-0565
8:00~20:00
定休日 土曜日、祝日、第二日曜日
京都市上京区駒之町558

レビュー(食べログ)

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