よろめき食い道楽記

日々見つけたオイシいもんのことを語ります

京華楼 [元町中華街]

ビシッと辛うまい、中華街の庶民派四川料理

【2011年12月】 横浜の中華街に来る機会があるときには、是非再訪問をと思っていた四川料理のお店です。4年ぶりに、前回と同じくお昼どきに伺いました。似た感じのお店が並ぶ中華街ですが、関帝廟の近くで路地を挟んで向かいが肉まんの有名店、江戸清を見当にして難なく着きました。

お店の感じも変わっておりません。大通り側の入り口から入ると、右手にテーブルが5卓ぐらいあります。左手の奥には路地側の入り口に近く、刀削麺を魅せているブースもガラス越しに見えます。ここに一人でも気軽に使えるカウンター席が4、5席あって、混雑していた今回はこちらに案内されました。ランチメニューも相変わらず充実しておりましたが、以前オーダーしたものは見当たらず。それでも今回は四川定番のランチセットをオーダーしました。

○四川麻婆豆腐 (700円)
辛さの目安★★★(激辛)にワクワクしながら待ちます。メインの麻婆は、豆腐とひき肉、葱というシンプルな具の構成です。見た目の赤さは過激ですが、辛さは恐れていたほどではありません。もちろん唐辛子だけでなく、山椒も抑えめながらきっちりと効いていました。ただし旨味もあって十分に楽しめる程度の辛さと思います。以前いただいたモノの方が辛さのインパクトが会った様な気がします。
ごはんは茶碗盛りですがおかわり自由でした。スープは鶏ガラで豆腐入り。搾菜に杏仁豆腐も付いていました。

手頃な値段で充実度も高く、変わらず来客の多いお店でありました。辛さに関しては正直、もっと凄みを感じたかったのですが、人気店として支持されているのは納得ができます。機会があれば再訪問したいと思います。

*以前のレビュー*
【初訪問:2007年12月】
平日のお昼、中華街にて「本格四川料理」という表示と手頃なお値段に惹かれて入りました。唐辛子の効いた辛そうなメニュー中心で、どれも興味深いです。それぞれのメニューの辛さは★の数三段階で表示されており、初めてなので無難な★(微辛)から選びました。

○スペアリブと里芋の煮物 (700円)
珍しさもあって興味を惹いた品です。 料理は少し深め、スープ類も十分に入る様な丸い皿に入って持って来られました。あばら肉と里芋に絡んでいるソースの赤色は結構過激で、味付けにあまり日本人向けのアレンジはなさそうです。実際に唐辛子香を漂わせて十分に辛いですが、肉の旨味と里芋のデンプンで少しまろやかになっていたのが好ましいです。ごはん、スープが付いておりました。

再訪の機会には★★★にトライしてみたいと思います。またはこちらの名物という刀削麺も興味深いです。中華街らしくスタッフの対応は淡々としていますが、全く問題はありませんでした。

【店舗データ】
店名 京華樓(きょうかろう)
045-211-2866
平日11:30~21:30、 土日祝 11:00~21:30
定休日 無休
横浜市中区山下町138
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レビュー(食べログ)