よろめき食い道楽記

日々見つけたオイシいもんのことを語ります

とおる蕎麦 [二条東洞院]

味だけでなく喉越しに圧倒された十割のお蕎麦

*最近の訪問は2012年10月です
【2012年2月】
週末の昼に再訪問しました。少し時間があるので、ちょっとお酒を飲むつもりでの訪問です。相変わらず、店主さんは元気よく丁寧に声をかけていただきながら、仕事をされていました。。

○そばがき (600円)、ミニ (400円)
小鍋で熱くした蕎麦湯にタップリのそば粉を入れて、熱をかけながら良く練上げて出来た一品。出来上がりはモチモチの食感と抜群の蕎麦の香りです。添えられた山葵、それに醤油でいただくと、旨味も感じる不思議さでした。辛口とお奨めされた冷酒(加賀鳶 一合:800円)も良く合います。
○ざるそば・大盛 (1000円)
相変わらずのポーションの大きさ、お蕎麦も変わらずバッチリ。今日の漬物は白菜、大根、ニンジンで、抑えめでスッとする程度の酸味が良かったです。コレも肴になりました。

本当に味とコストパフォーマンスの満足度は高いです。お奨めは間違いないです。
限定で「そばチョコ」(一箱1000円)がありました。カカオ55%にそば茶というものの様です。悩んだ挙げ句にスルーしてしまいました。

*以前のレビュー*
【初訪問:2011年11月】
噂は随分聞いていまして、必ず伺いたいと思い続けていたお店です。二条通を烏丸から東に入って南側にあり、店名の書いた小さい吊り下げ旗が見えます。看板などが無いのは、夜は別の店名でイスラエルの男性が日本酒バーを営まれています。ユニークな形態ながら、どちらのお店もこの場所で支持をされて、長く営まれて居る様です。新蕎麦いただきたいな〜という気分の時に思い出し、良い機会と訪問しました。

引き戸から玉砂利に踏み石に導かれて店舗の奥に見えるのは、カウンターに数席の小さいお店です。新しく綺麗ですが和の趣が落ちついています。そのカウンター内で一人店主が忙しくされていますが、調理からお客への対応まですべてこなされています。平日のお昼ながら座席も満席で、途中で帰られたりする方もちらほら。こういうお店でこのタイミングでは、サックリいただいて帰るのが良い、気に入れば再訪問でじっくりいただく機会もあろう、とシンプルなオーダーをいたしました。向こうに居る女性お二人、あれこれと店主様と話しながら待って居られます。

その動きの割には音がそれほどでもなく、寧ろ小気味良い感じです。その所作一つ一つに意味が感じられて、間もなく手元に来るであろう品の完成まで時を刻んでいる様です。鐘の音の代わりに、件の女性の目の前に温かいそばを出されて歓声が上がりました。そのままデジカメを構えているのを不思議に思っていたら、店主が次の作業をしながら手短にアドバイス。
「十割ですから、秒速でのびていきます。」
店主さんのお気持ちが痛く感じられました。

○ざるそば・大盛 (1000円)
並は800円です。細くて白いお蕎麦で、独特のお味も十分。十割なのでそれは期待通りだったのですが、のどごしが抜群だったのが驚きです。ボソボソでも粉っぽさも全くない十割蕎麦、初めてかもしれません。大盛りで量も十分ですが、ぺろりといってしまいました。
かえしも十分に用意していただいているのも、蕎麦湯好きな私には嬉しい配慮でした。薬味は山葵、葱の他に、ちょっと辛いおろしが添えられます。最後に出てくる蕎麦湯は少しトロリとしたタイプで、申し分ありません。
特筆すべきは、最初のおつまみとして出てくる漬物です。自家製とお聞きしましたが、食欲を大変誘発します。お酒が是非欲しくなる一品で、そういう用途にバッチリだと思います。大根、人参に季節ものとして日野菜がありました。

十割の風味があって喉越しと食感の良いお蕎麦、感心しきりでサクッと美味しく頂戴いたしました。最後にゆっくりと蕎麦湯を楽しみ終わりましたが、まだ向こうで忙しそうにされているのでお代はココに置いたからと声をかけて出ました。因みに、件の女性は、温そばをまだ食べている途中ながら、お隣の方に届いたそばがきに興味津々。店主にオーダーを試みて居られます。

【店舗データ】
とおる蕎麦(とおるそば)
075-213-1512
11:30~15:00
不定休日 水曜日、第一木曜日
京都市中京区二条通東洞院東入ル松屋町35-1

レビュー(食べログ)

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