よろめき食い道楽記

日々見つけたオイシいもんのことを語ります

はしたて [京都駅]

色々な食材に囲まれた煮麺で感じたバランス

【初訪問:2011年12月】
時間の余裕が無いとか観光シーズンで混雑しているとか、何かと落ち着いて食を追求しにくい京都駅界隈だと思っております。出発前に暫く口に入らない関西風のおだしをいただいておこう、と思いこちらへ伺いしました。駅構内のSUVACOというモール、改札から直ぐのエス カレーターで上がった場所にありますから、列車の出発時刻を計りながら食事するにはもってこいのお店だと思います。こちらは高級店を営む和久傅の系列ですが、隣の伊勢丹にある料亭と異なり、より手軽なお料理がいただけるとのこと。お店自身の紹介では、「お丼、素麺、お鍋のお店」となっております。

ランチアワーも過ぎて中途半端な時間ですが、遅めのランチや早めのお三時を楽しむ方が居られました。ちょっとフードコート風の店舗で、お隣とはガラスなどで隔たれているオープンなところです。若いですがしっかりとした店員達が、付かず離れずのサービスをしております。IHヒーターが埋め込まれている最新型テーブルでメニューを確認します。季節柄、良さそうなものを見つけてお願いいたします。

○鯛と蕪の煮麺セット (1680円)
季節替わりで用意されているものの様で、品名の煮麺にごはん、一品付きのセットでした。

まず煮麺のトッピングが豪華。鯛の天ぷら、蕪の煮物、それになめこ、わかめ、おろしもたっぷり。たっぷりのおつゆに麺もかなりはいっていました。スルッとした食感も良く、柚の風味のおつゆも流石に美味しいです。色々なトッピングの味を交互に楽しみながら、特に蕪の甘さは季節感もあって美味しくいただきました。
しかし、正直言いますと途中からボンヤリしてしまいました。塩っぱくない京都風のおだしをシンプルに楽しむには、豊富な具がお喋りに過ぎる。かといって、ベタな濃い味のおだしに変えたら、どの具も上品なお味が特徴の食材。バランスというのは難しいものだな、と思いながら完食をいたしました。
対して、付いていたじゃこめし、しめじ白和えは、ハッキリとそれぞれの味が味覚に訴えました。私にとってこの白和えが、この日の一番だったかと思います。

期待通りのおだし味を楽しみ、身体も温まってお店を辞しました。しかし食べた食材の印象というのは、それほど強く残っていないのです。お料理というのは難しいもの、それ以上に、私の味覚というのは、真に勝手なものです。

【店舗データ】
はしたて
075-343-4440
昼11:00~15:00、丼と茶菓15:00~17:00、夜17:00~21:30、テイクアウト 11:00~21:30、12月31日および1月1日11:00~18:00
定休日 不定休(JR京都伊勢丹に準ずる)
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 スバコ・ジェイアール京都伊勢丹3F
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