よろめき食い道楽記

日々見つけたオイシいもんのことを語ります

レジョン [高倉高辻]

手頃なお値段でたっぷりフレンチを楽しめる良店


【初訪問:2011年10月】
何人ものマイレビュアー様が訪問されており興味をもっておりましたが、あるお店でシェフと話している間に出てきたため訪問決定。週末の夜に、当日の電話でしたが座席を確保できました。高辻通の南側で、向いにある仏光寺の境内が東で尽きるあたりにあります。静かな通りで、夜にはこちらのお店がひと際明るく目立ちますので、迷うことなく着きました。奥行きのある店内で、手前半分当あたりまでがテーブル席です。こちらに14以上の座席が用意できるスペースがありまして、結局満席になりました。女子会率高いです。奥にキッチンとそれに面したカウンター席が数席だけありますが、あまり使われていません。キッチンを担当されているのは恐らく一人で、まだ若い男性シェフです。フロアはソムリエバッジを付けた女性が殆どすべてをこなされていました。

こちらのシステムはちょっと変わっています。夜の食事は基本的にプリフィックスのコースメニューで、アラカルト対応はされていません。前菜とメインはそれぞれ7、8種類(一部メニューで追加料金必要)はあったので、選択は相当自由度が高いです。しかも内容からすればかなりお得なお値段設定ですので、他のレビュアー様も書いておられる様に、ビストロ感覚で食事する事も出来るでしょう。この「コースの縛り」は平日の夜遅くには無くなり、アラカルト対応が可能となります。たっぷり食べたかったので、二人でそれぞれメニューAと前菜一品追加のオプションでオーダーしました。

○メニューA(2625円)+前菜一品追加(945円)
*前菜(2人で4種)
岩牡蠣 白ワインビネガー:
大きめの殻付き牡蠣に、抑えめの酸味のジュレがかかっています。少し付いている玉葱も良いアクセントです。
パテ・ド・カンパーニュ:
コロコロの食感が面白いテリーヌでした。添えてある人参と紫キャベツの酢漬も多めです。
にしん塩漬の薫製:
鯖がビストロの定番かと思いますが、こちらは鰊製。脂も良い感じで抜けて香ばしさも抜群。ビーツのサラダ添えです。
ジロール茸のオムレツ フォアグラソース(+210円):
キノコの味が柔らかく仕上げられた卵に溶け込んでいます。結構なポーションでした。
*メイン
鴨のロティ:
ピンク色の肉の感じとタップリのスライスされた肉に笑みがこぼれます。見た目通りの美味しいローストでした。ペコロスにベーコンとマッシュルームのソテまで付いていました。
仔羊の7時間煮込み(+210円):
期待通り柔らかい肉塊、羊独特の風味もちゃんとありました。付け合わせもズッキーニ、いんげん、ナタ豆、じゃがいも、パプリカとたっぷり。
*デザート
洋梨のコンポート:
スッキリした味のデザートは期待通り、しかし予想外のアイスクリーム添えで充実度抜群でした。
フロマージュ:
こちらはデセールの代わりに選べるのが左党には嬉しいです。3種類で、胡桃とレーズンのバケットまで付いていました。
*パン
バケットがおかわり自由でした。タイミングを見て声をかけていただきまして、たっぷりいただきました。

○グラスワイン(600円ぐらいから)
合計で4杯いただきました。代表的な産地、ぶどうの品種毎に、赤、白それぞれで数種類用意されています。非常に明瞭なのは、お値段と「4杯どり」を明示されているので、一杯の量の目安が付けやすいことです。安心して手軽に飲める、ということではここまで徹底しているお店は初めてでした。

以上を二人いただいて、一人ほぼ5000円の会計となりました。どの料理も美味しくいただけましたし、ポーションの大きさもあってとてもお値打ちに感じました。人数が多いと多皿になるのも嬉しいポイントです。強いて言えば無難にまとまっている感じがありますが、この良心的なお値段なら納得でしょう。今回は前菜を追加して一人あたり二品いただきましたが、これは一つでも量的には問題ないと思います。お値打ち感と誠実なサービス、お皿にもう少し個性を感じられたら文句なしですが、まずは抑えめの評価にします。再訪問は十分アリです。

【店舗データ】
レジョン
075-344-8078
平日 18:00〜26:00、土曜日 18:00〜20:30、日曜日 12:00〜13:30、18:00〜20:30
定休日 金曜日、木曜日不定休
京都市下京区泉正寺町465-2 たかくらビル 1F
リンク

レビュー(食べログ)

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