よろめき食い道楽記

日々見つけたオイシいもんのことを語ります

喫茶fe カフェっさ [古川橋商店街]

商店街外れのカフェは前評判に負けない人気

【初訪問:2011年8月】
開店したときにはかなりの話題となり、またその期待に応えて評判を獲得された様です。隠れ家的で数少ないオオヤコーヒーがいただけるところとして人気の六花が、近くの大通り沿いにお店を構えて移転。その後に堂々と入られたこちらは、京都でも超老舗コーヒー店マスターのご子息。何時かは伺おうと思いつつ、コーヒーは静かにいただきたいねえとタイミングを狙っておりました。暑い夏の休日、駅や観光地から外れてこの商店街まで寄り道する人は少ないだろう、というつもりで立ち寄りました。時間は3時を過ぎたちょうどおやつ時、小腹と喉が色々な物を欲しています。

商店街から折れて入る辻に、道しるべと開店中を示す案内がありました。元々は理髪店だったかの町家を改装したという店舗は、年数を良い感じで積み重ねた感があります。予想に反して席は一つだけ空いておりまして、先客様は恐らく全員観光で来られた方に見えて、しかも軽食メニューを遅いお昼に取られています。ランチの営業時間とタイミングが合わなかったのか、通し営業のカフェでやれやれ、という感じです。そんな風景は目に入りますが、テーブルそれぞれにスペースが確保されていたのでノンビリできました。一番奥のソファであったのも幸いしたようです。

○アイスコーヒー(400円)
コーヒーは基本ホットでいただくのですが、余りにもの暑さでアイスに。スッキリとした苦みが暑い日に心地よく、この夏いただいたアイスコーヒーとしては一番でした。ちなみにシロップ無しでいただきました。
○アイス カフェラテ(480円>300円)
ちょっと甘いながらもベトッとした感じも無く、美味しいとのことです。
○ガトーショコラ(380円)
サイズが大きく、さらにチョコレートも濃くてどしっと重さを感じるケーキでした。この苦みを和らげる為か、アイスクリームにクッキー添え。かなりの満足度が得られます。ちなみにケーキ類は+300円でドリンク付きになる様で、今回は高い方のカフェラテが割引にしてくれました。

キッチンではマスターと思われる男性ともう一人の女性が奮闘、ホールは別の女性が担当していました。特に愛想を振りまくわけではありませんが、オーダーを取りにくるタイミング、お冷やの追加など、ほぼ隙なくサービスに務めていたのは素晴らしい。お陰で混雑時にも関わらず、十分に落ちついたコーヒータイムを過ごせました。

【店舗データ】
喫茶fe カフェっさ(きっさふぇ かふぇっさ)
075-541-3917
8:00〜20:00
定休日 木曜日、不定休
京都市東山区唐戸鼻町562-1
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